オニノゲシ
鬼野罌粟
双子葉、合弁花、
キク科、
ノゲシ属、舌状花のみ。2年草。
用語説明
花期:春〜秋 4月〜10月
高さ:0.5〜1メートル
茎は直立して分枝し、太くて中空であり多数の稜がある。
葉は互生し、長さ15〜25センチで羽状に切れこみ、
先が固い棘となる鋸歯があって、触ると痛い。
基部はまるく張り出して茎を抱く。濃い緑色で光沢がある。
枝先に黄色い舌状花のみからなる頭花を数個つける。
総苞にも棘がある。
花後に総苞の下部がふくれてそう果をつけ、熟すと白い冠毛がでる。
そう果にはノゲシのような横じわはない。
識別点:
(
ノゲシ、
オニノゲシ、
アキノノゲシ
)
ノゲシ :葉は茎を完全に抱き、葉の棘は痛くない。花期は春夏(4〜7月)。
オニノゲシ :葉は茎を半月状に抱き、葉が刺々しく触ると痛い、
アキノノゲシ:高さが2メートル近くなる。花期は夏秋(8〜11月)。棘がない。
(2010/4/24)
枝先に黄色い舌状花のみからなる頭花が数個咲く。
(2008/12/25)
細い舌状花が多数集まっている。(2015/12/5)
葉に棘があり、触ると痛い。(2011/4/12)
咲き終わった花は下ぶくれとなり、そう果を含む。
そう果が熟すと白い冠毛が現れる。
そう果は褐色の長楕円形で、縦筋があり、冠毛が長い。
(2013/12/8)
茎は太くて直立する。(2016/4/16)
葉は互生する。
(2009/4/20)
ロゼットで越冬する。(2016/2/13)
冬に用意されている蕾。(2009/12/26)
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