ナガバタチツボスミレ
長葉立坪菫
双子葉、離弁花、
スミレ科、
スミレ属、多年草。
用語説明
花期:春 3月〜5月
高さ:15(花期)〜30(花後)センチ
特徴要約(他のスミレとの比較については
スミレ科一覧参照):
地上茎:有、花色:淡紫色、葉:3角状長楕円形、距:細く上向き、托葉:櫛状、花柱:棒状。
タチツボスミレ
とよく似ているが、茎葉が細長い点が異なる。
地上茎の長さは、花期は10〜20センチだが、
果実ができる頃は約30センチにのびる。
葉ははじめ心形で根生するが、
茎が伸びると3角状長楕円形(披針形状)となり、茎に互生する。
葉の基部は深く湾入する。
葉腋の托葉はタチツボスミレ
より少し粗い櫛の歯状に深裂する。
花は淡紫色が多いが、濃い紫色のもある。
距は細く、先が上に持ち上がる。
刮ハは鉛筆キャップ形で、熟すと3裂する。
識別点:(
タチツボスミレ、
ナガバタチツボスミレ、
ニオイタチツボスミレ
)
タチツボスミレ :葉は心形、托葉が櫛歯状に深裂する。
ナガバタチツボスミレ:茎葉は3角状長楕円形、托葉が粗く裂ける。
ニオイタチツボスミレ:葉は狭卵形、托葉が櫛歯状に裂ける。
茎葉は先のとがった三角状楕円形。(2015/4/30)
(2015/4/30)
距は細長くて先が上を向く。(2015/4/30)
托葉は櫛の歯状で、裂け方が粗い。(2015/4/30)
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