コスミレ

小菫

双子葉、離弁花、 スミレ科、 スミレ属、多年草。 用語説明
花期:春 3月〜4月
高さ:6〜12センチ

特徴要約(他のスミレとの比較については スミレ科一覧参照):
   地上茎:無、花色:淡紫色〜淡紅紫色、葉:長卵形、距:円筒状、花柱:頭状。

地上茎はなく、 葉は数多くて根生し、表面が少し粉白色を帯びる。
春の葉は長卵形で束生し、長さは2〜5センチであるが、 夏の葉は三角状で大きい。 春の葉の基部は左右から少し巻くことが多い。
花は淡紫色〜紅紫色で紫色の筋があり、 距は長さ6〜8ミリの円筒状でやや太い。 花弁は長さ1〜1.5センチで、毛のあることもあるが、ないことが多い。 花が白っぽいものもある。
刮ハは長さ約1センチの楕円形で、斑点がある。

識別点: ノジスミレアカネスミレコスミレ、 オカスミレ
  ノジスミレ :葉2〜8cm,披針形、花紅紫、距細長。
  アカネスミレ:葉2〜4cm,狭卵形,毛、花紅紫、距細長。
  コスミレ  :葉2〜5cm,長卵形、花淡紫、距筒状。
  オカスミレ :葉2〜4cm,狭卵形,無毛、花紅紫、距細長。

葉は長卵形。花は淡紫色で距は円柱状。 (2009/3/19)


葉は束生し、少し粉白色を帯びる。基部が左右から巻くものがある。


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