アカネスミレ

茜菫

双子葉、離弁花、 スミレ科、 スミレ属、多年草。 用語説明
花期:春 4月
高さ:約10センチ

特徴要約(他のスミレとの比較については スミレ科一覧参照):
   地上茎:無、花色:淡紅紫色、葉:狭卵形、距:細長い、花柱:頭状。

地上茎はなく、 葉や花柄、距などに短毛がある。
葉は三角状狭卵形で束生し、長さは花期には2〜4センチ、 夏には約8センチとなる。
花は紅紫色で紫色の筋があり、距は長さ6〜8ミリと細長く、 側弁に突起毛が密生する。
刮ハは長さ6〜8ミリの長楕円形で、短毛が密生する。

識別点: ノジスミレアカネスミレコスミレ、 オカスミレ
  ノジスミレ :葉2〜8cm,披針形、花紅紫、距細長。
  アカネスミレ:葉2〜4cm,狭卵形,毛、花紅紫、距細長。
  コスミレ  :葉2〜5cm,長卵形、花淡紫、距筒状。
  オカスミレ :葉2〜4cm,狭卵形,無毛、花紅紫、距細長。

距は細長くまっすぐにのび、葉や花柄などに短毛がある。 葉柄にごく狭い翼のあるものもある。


上弁が少しまくれあがる。Photo by H. O. (1999/4/25)


葉は三角状狭卵形。


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