コセンダングサ
小栴檀草
双子葉、合弁花、
キク科、
センダングサ属、筒状花と舌状花をもつ、1年草。
用語説明
花期:秋 9月〜10月
高さ:0.3〜1.5メートル
センダングサにくらべ、舌状花がほとんど見えず、
頭花の下の総苞片が頭花より短い。
センダングサ参照。
識別点:
センダングサ、
アメリカセンダングサ、
コセンダングサ、
シロノセンダングサ
センダングサ :舌状花は楕円形で黄色く、総苞片が短く、線形のそう果に刺し毛が3〜4本ある。
アメリカセンダングサ:舌状花は短くて黄色く、総苞片が頭花より長く、扁平なそう果に刺し毛が2本ある。
コセンダングサ :舌状花がなく、総苞片が頭花より短く、線形のそう果に刺し毛が3〜4本ある。
シロノセンダングサ :舌状花が白く、総苞片が頭花より短く、線形のそう果に刺し毛が3〜4本ある。
タコウコギ :葉の鋸歯がはっきりせず、舌状花はなく、扁平なそう果に刺し毛が2本ある。
刺し毛のあるそう果が放射状に出て、衣服などにくっつく。(2014/11/15)
コセンダングサでは舌状花が見えない。(2010/5/27)
筒状花の花冠は5裂し、茶色で筒状の集約雄しべがのび出て、
その中から花柱が花粉を押し出しながら出てくる。
(2012/9/16)
集約雄しべの中から出てきた雌しべ。花柱が2裂している。
(2015/11/15)
果実のできはじめ。
(2008/9/8)
葉は奇数羽状複葉で、鋸歯がある。(2012/6/23)
小葉は尖った卵形。
(2012/8/25)
頂小葉の先は細長くとがる。
(2008/9/20)
茎は直立する。
葉は紅葉することがある。(2012/11/24)
そう果は棒状で、その刺し毛は2〜4本。
アメリカセンダングサのは扁平で刺し毛は2本。
刺し毛には、毛や衣服について抜けないように、逆向きの小さな棘がある。(2015/11/5)
双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る