フキタンポポ

蕗蒲公英

双子葉、合弁花、 キク科、 フキタンポポ属、舌状花と筒状花をもつ。夏緑、多年草。 用語説明
花期:冬〜春 1月〜3月
高さ:約30センチ
葉は フキ に似ており、花は タンポポフクジュソウ に似ている。
地中を這う根茎でふえる。
正月頃に長さ10センチぐらいの短い花径を出し、 舌状花と筒状花を多数もつ直径約3センチの黄色い花を咲かせる。 花は日が当たると開き、夜は閉じる。 舌状花は結実するが、筒状花は雄性で、結実しない。
花径は鱗片状で淡褐色の小さい葉で覆われる。
花後に葉柄の長い根生葉が出る。 葉身は5〜7角形でフキの葉に似ており、鋸歯がある。 裏面には白毛が密生する。
そう果には長い冠毛がある。
有毒であるが、薬草としても使われる。

根生葉はフキに、花はタンポポに似ている。(2016/3/16)


蕾。(2016/3/16)


花後に出る根生葉は、多角形で鋸歯があり、基部は心形に深く湾入する。(2015/7/2)


冠毛がのぞく。花茎はまだ小さい葉で覆われている。(2016/3/16)


舌状花は細長い。筒状花は花冠が5裂し、裂片は尖る。 (2017/3/30)


冠毛が長くて白い。(2016/4/15)


(2017/3/30)


種子が風で飛ぶ。(2016/4/15)


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