フキ



双子葉、合弁花、 キク科、 フキ属、花は舌状花をもたず雌雄異株。夏緑、多年草。 用語説明
花期:春 3月〜5月
高さ:60センチ
地下茎でふえる。
葉はすべて根生し、直径15〜30センチの腎円形で、 はじめは毛があるが、成長すると無毛になる。
雌雄異株で、葉の出る前に、 雄株は高さ10〜25センチぐらいにのびて黄白色の筒状花を散房状に多数つけ、 雌株ははじめ先の5裂した筒状花を地表で密につけるが、 のちに高さ45センチぐらいにのびる。
円柱形のそう果をつけ、白い綿毛で風にのる。
淡緑色の苞に包まれた若い花茎は、 蕗の薹(フキノトウ)として食用にされる。 葉柄や葉も食用になる。苦みがある。
アキタブキという品種では、 葉が高さ1〜2メートル、直径1.5メートルにもなる。
日本原産。

蕗の薹


土から出てきた蕾。


開いた花。


雄花序。 (2009/4/2)


(2011/4/7)


役目を終えた雄花? (2011/4/7)


腎円形の葉が根生する。


地下茎で群生する。


葉柄は太くて柔らかく、食用となる。(2015/5/10)


フイリブキ


アキタブキ(この個体はまだあまり大きくない)。(2017/5/19)


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