シナミズキ

支那水木

双子葉、離弁花、 マンサク科、 トサミズキ属、落葉、小高木。 用語説明
花期:春 3月〜4月
高さ:メートル
幹は株立ちとなる。樹皮は褐色〜灰褐色で平滑である。
葉は長さ10センチ近くの広卵形で小さい鋸歯があり、互生する。
葉の展開前に開花する。小枝から多数の穂状花序が交互に出て、 各々が次第にのびて垂れ下がり、 1つの穂に淡黄色の花が多数つく。 花弁は5枚、雄しべは5本ある。 花びらはトサミズキのようには広がらず、葯は黄色い。芳香がある。 葉が出ると穂は葉腋についていることがわかる。
果実は楕円状の刮ハで、先に2本の突起がある。

識別点: トサミズキヒウガミズキキリシマミズキシナミズキ
 トサミズキ :1つの穂に花が8個前後つき、葯が暗赤色で雄しべが花弁と同長、花柱が花弁より長い。
 ヒウガミズキ:1つの穂に花が2〜3個つき、葯が黄色く、雄しべが花弁より少し短い。
 キリシマミズキ:1つの穂に花が5〜9個つき、葯が黄色く、雄しべが花弁より短い。
 シナミズキ :1つの穂に花が10〜15個つき、葯が黄色く、雄しべが花弁より短い。



1つの穂に淡黄色の花が10〜15個つく。(2011/4/7)


花弁は半開し、雄しべが突き出す。 (2017/4/13)






葉は広卵形で鋸歯があり、互生する。


果実は楕円状の刮ハ。 (2018/5/24)


樹皮は褐色〜灰褐色で平滑である。


株立ちすることが多い。 (2018/5/24)


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