シナヒイラギ
支那柊
双子葉、離弁花、
モチノキ科、
モチノキ属、常緑、広葉樹、小高木。
用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:4メートル
別名:ヒイラギモチ、ヒイラギモドキ
ヒイラギ
と葉が似ているが、そちらはモクセイ科で葉が対生し、
果実は紫黒色に熟すのに対して、こちらはモチノキ科であって、
葉は互生、果実は赤熟し、両者は全く異なる植物である。
樹皮は灰褐色で平滑である。
葉は横長の6角形〜4角状の楕円形で、角に棘があり、
長さは5センチあまりあり、革質で互生する。
老木では棘が少なくなる。
雌雄異株で、
春に前年枝の葉腋に黄緑色の小さい花を束生させる。
花弁は4枚、雄しべも4つある。
果実は直径1センチ近くの球形の核果で、冬に赤く熟し、
中に種子を4個持つ。
枝葉が密生し、刈り込みに強い。
中国原産。
識別点:
セイヨウヒイラギ、
シナヒイラギ
セイヨウヒイラギ:葉は楕円状で光沢あり、葉厚く棘痛い。
アメリカヒイラギ:葉は楕円状で光沢弱く、葉やや薄く棘痛くない。
シナヒイラギ :葉は六角状で光沢あり、葉厚く棘痛い。
実
若い果実
花や果実は葉腋につく。(2015/12/20)
老木では葉の棘が少なくなる。
花は4弁で黄緑色。
(2017/4/22)
果実のできはじめ。
葉は6角状〜4角状の楕円形で、角に棘がある。
(2016/11/26)
若葉
葉裏は淡緑色。(2017/1/19)
枝は灰褐色。(2015/12/20)
幹も灰褐色で平滑。
(2017/5/2)
刈り込みされなければ大きくなる。
(2017/5/2)
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