セイヨウヒイラギ
西洋柊
双子葉、合弁花、
モチノキ科、
モチノキ属、常緑、広葉樹、高木。
用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:6〜20メートル
幹の下部からも枝がよく分枝して、円錐形の樹形となる。
葉は長さ5〜12センチの卵状長楕円形でかたく、
光沢があり、縁は波打って鋭い棘状の鋸歯があるが、
老木の梢の葉には鋸歯がなくなる。互生する。
雌雄異株で、
前年枝の葉腋に白くて小さい4弁花を束生させる。
香りは強くない。
果実は長さ6〜10ミリの丸い核果で、晩秋に赤く熟し、
種子を4つ持つ。
果実は有毒で、苦くて鳥にあまり食べられない。
クリスマス飾りに使われ、クリスマスホーリーとも言われる。
斑入りなど、園芸種も多い。
耐寒性、耐陰性があり、刈り込みにも強い。
ヒイラギ
と葉が似ているが、そちらはモクセイ科で葉が対生し、果実は紫黒色に熟し、
全く異なる植物である。
識別点:
セイヨウヒイラギ、
シナヒイラギ
セイヨウヒイラギ:葉は楕円状で光沢あり、葉厚く棘痛い。
アメリカヒイラギ:葉は楕円状で光沢弱く、葉やや薄く棘痛くない。
シナヒイラギ :葉は六角状で光沢あり、葉厚く棘痛い。
蕾は葉腋につく。葉は互生する。
丸い核果ができる。
(2016/1/26)
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