セイヨウツゲ

西洋黄楊、西洋柘植

双子葉、離弁花、 ツゲ科、 ツゲ属、常緑、広葉樹、低木。 用語説明
花期:春 3月〜4月
高さ:1〜3メートル
別名:ボックスウッド
日照を好むが半日影でも育つ。樹皮は灰白色。
葉は長さ約2.5センチの倒卵形で鈍頭であり、 厚くてつやがあり、全縁で対生する。 寒さが強いと赤銅色に色づくことがあるが、落葉はしない。
春に葉腋に淡黄色の小さい花を束生する。 花弁は見えない。
果実は倒卵形の朔果で先端に3本の花柱が角状に残る。 黒くて光沢がある。
材は緻密でかたく、細工物に使われる。 刈込みに耐えるので、生垣などによく利用される。
挿し木でふやせる。

識別点: ツゲヒメツゲセイヨウツゲイヌツゲ
 ツゲ    :中木、葉は3センチ以下の倒卵形で全縁、先がへこみ、対生する。ツゲ科。
 ヒメツゲ  :低木、葉は2センチ以下の倒卵形で全縁、鈍頭、対生する。ツゲ科。
 セイヨウツゲ:低木、葉は2.5センチの倒卵形で全縁、先があまりへこまず、対生する。ツゲ科。
 イヌツゲ  :低木、葉は3センチ以下の長楕円形で浅い鋸歯があり、先はへこまず、互生する。モチノキ科。

(2015/10/19)


葉は鈍頭の倒卵形で、対生する。(2015/10/19)


葉先があまりへこまない。(2017/4/4)


若葉は淡褐色のことがある。 (2018/2/10)


若い果実には3つの突起がある。(2017/4/22)


刮ハは丸い。(2015/1/9)


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