コフジウツギ
小藤空木
双子葉、離弁花、
フジウツギ科、
フジウツギ属、落葉、低木。
用語説明
花期:夏〜秋 6月〜9月
高さ:1〜1.5メートル
根元から分枝し、半球形の樹形となる。
樹皮は灰褐色で、枝に稜はなく、断面が丸い。
葉は対生し、2つの葉柄の基部を結ぶ半円の隆起線がある。
葉は長さ5〜15センチの卵形〜広披針形で、先が尾状に長くとがり、
基部は広いくさび形をしている。
裏面は緑白色で、淡褐色の軟毛が密生する。
夏に枝先から垂れ下がった細長い円錐花序に、
筒形で赤紫や青紫の花を多数つけ、基部から先端へと咲かせる。
果実は長さ約5ミリの狭卵形で褐色の朔果であり、先がとがる。
識別点:
フジウツギ、
コフジウツギ、
フサフジウツギ、
トウフジウツギ
フジウツギ :枝に翼状の4稜がある。葉柄の基部に付属体がある。葉は10〜20センチ。
コフジウツギ :枝に4稜はなく断面が丸い。葉が5〜15センチ。
フサフジウツギ:枝に4稜があるが翼状でなく、花冠の裂片が大きい。
トウフジウツギ:葉柄の基部に付属体がない。葉や果実がフジウツギの半分ぐらい。
花は筒形で紫色の花冠が4裂する。(2016/10/2)
葉は卵形〜広披針形で、先が次第に細くなってとがる。
(2018/5/24)
対生する葉柄の基部をむすぶ半円の隆起線がある。
(2017/9/21)
小枝や葉に淡褐色の微毛がある。
(2018/5/24)
花のしぼんだ部分に尖った楕円形の果実ができつつある。
(2017/9/21)
葉陰で果実ができつつある。
種子が出た後の果実の残骸が黒褐色となって残る。
樹皮は灰褐色で、ひび割れがある。
(2015/10/28)
枝は湾曲する。
双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る