フサフジウツギ
房藤空木
双子葉、離弁花、
フジウツギ科、
フジウツギ属、落葉、低木。
用語説明
花期:夏 7月〜8月
高さ:2〜3メートルぐらい
別名:ブッドレア
株立ちする。
樹皮は灰褐色で縦に剥がれる。
フジウツギ
などにくらべ、
枝には4稜があるが翼状ではない、
花筒に毛や腺点がほとんどない、
などの特徴がある。
葉は卵状長楕円形で対生し、裏面に柔らかい星状毛が密生する。
夏に枝先に細長い円錐花序を斜上させ、紅紫色で筒型の花を多数つける。
青紫や白の花が咲くのもある。
花筒の外面に毛や腺点はほとんどなく、
花冠の裂片が大きい。
花はよい香りがし、蝶がよくとまる。
果実は卵形で褐色の朔果である。
耐寒性がある。
識別点:
フジウツギ、
コフジウツギ、
フサフジウツギ、
トウフジウツギ
フジウツギ :枝に翼状の4稜がある。葉柄の基部に付属体がある。葉は10〜20センチ。
コフジウツギ :枝に4稜はなく断面が丸い。葉が5〜15センチ。
フサフジウツギ:枝に4稜があるが翼状でなく、花冠の裂片が大きい。
トウフジウツギ:葉柄の基部に付属体がない。葉や果実がフジウツギの半分ぐらい。
園芸種はブッドレアと呼ばれる。
蕾。(2015/7/2)
花。(2016/10/20)
筒形で先が4裂した紅紫色の花が多数咲く。
(2016/10/2)
花筒には毛はあまりない。
(2018/6/29)
葉は卵状長楕円形。
(2018/6/19)
葉は対生する。若枝には短毛がある。
(2009/4/23)
葉裏に星状毛が密生する。葉には微細な鋸歯がある。
(2015/10/28)
古枝では稜がなくなる。
果実ができつつある(右)。(2015/10/28)
未熟な果実。
(2019/11/29)
幹は淡褐色で、縦筋がある。
(2022/10/27)
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