キンモクセイ

金木犀

双子葉、合弁花、 モクセイ科、 モクセイ属、常緑、広葉樹、小高木。 用語説明
花期:秋 9月〜10月
高さ:約4メートル
樹皮は淡灰褐色で縦の裂け目があり、 幹は太くてよく分枝し、葉を密につける。
葉は対生し、長さ5〜9センチの楕円形で、革質であり、裏面は 少し黄色みを帯びる。縁がやや波打つ。
雌雄異株で、 秋に葉腋に花柄のあるオレンジ色の小さな花を密生させ、芳香を放つ。 花被片は厚手で4深裂する。
原産地は中国であり、日本には雄株しかないので、 果実は実らない。

識別点: キンモクセイギンモクセイウスギモクセイ
 キンモクセイ:花はオレンジ色で密集、芳香強、葉は5〜9センチで全縁、結実せず。
 ギンモクセイ:花はクリーム色でやや疎、芳香弱、葉は8〜15センチで鋸歯、果実長は1〜1.5センチ。
 ウスギモクセイ:花は薄黄白色、芳香弱、葉は8〜13センチでやや厚く鋸歯低い、果実長は約2センチ。



花冠は4深裂し、裂片は鮮やかな橙黄色で厚い。




花被片は厚い。雄しべが2本ある。花柄は束生する。 (2015/9/29)


若芽は枝先から数本束生する。


葉は革質の楕円形で対生し、縁がわずかに波打つ。


葉はほぼ全縁で、葉脈が透けて見える。(2022/10/16)


葉が密に茂る。 (2018/1/1)


一斉に花が咲く。 (2002/9/26)


樹皮は淡灰褐色で、肥大に伴う模様ができる。


常緑中木である。 (2018/1/10)


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