カワヤナギ
川柳
双子葉、離弁花、
ヤナギ科、
ヤナギ属、落葉、広葉樹、小高木。
用語説明
花期:春 3月
高さ:3〜6メートル
川沿いなどに生える。
株立ちしやすい。
樹皮は灰褐色で縦に割れ目ができる。
新枝には灰色の短毛が密生する。
葉は長さ7〜16センチ、幅8〜20ミリと細長く、浅い波状鋸歯があり、互生する。
裏面は白緑色である。
新葉の縁は少しだけ裏側に巻く。
托葉は小さな長3角形である。
秋には葉が濃い黄色となる。
雌雄異株で、葉が出る前に、
枝に互生する長さ4〜6センチの穂状の花序に黄緑色の花が咲く。
雄花序は雄しべを長くのばして湾曲し、
雌花序は柱頭を少しのばして斜上する。
花弁は見えない。
米粒状の刮ハが果穂に密にならび、
4月ごろ成熟して先が2裂し、
綿毛のついた種子を出す。
種子は細長く、長さ1ミリ強と小さくて、
川沿いのような開けた場所でないと発芽しない。
識別点:
ネコヤナギ、
カワヤナギ、
シバヤナギ
ネコヤナギ :高さ1〜5米、株立ち、葉先尖る、細鋸歯、若枝紫緑色。
カワヤナギ :高さ3〜6米、株立ち、葉先尖る、波状鋸歯、若枝灰色短毛。
シバヤナギ :高さ1〜2米、株立ち、葉尾状に尖る、鋭鋸歯、若枝黄褐色。
イヌコリヤナギ:高さ1.5米、株立ち、葉先鈍頭、浅鋸歯、若枝黄褐色。
オノエヤナギ :高さ8〜15米、一本立ち、葉尾状に尖る、波状鋸歯、若枝黄褐色。
(2018/10/7)
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