ヤマブドウ
山葡萄
双子葉、離弁花、
ブドウ科、
ブドウ属、つる性、落葉、木本。
用語説明
花期:夏 6月〜7月
巻きひげで他の植物などにからむ。
茎は濃褐色で節くれだつ。
葉は互生し、長さ10〜25センチの5角状心円形で浅く3裂し、
浅い鋸歯がある。葉裏には赤褐色のクモ毛がある。
雌雄異株で、夏に葉と対生して長さ20センチぐらいの円錐花序を出し、
小さい黄緑色の花を多数咲かせる。
花弁は5枚あるが開花と同時に脱落する。
雄しべは、雄花では長く、両性花では短い。
直径8ミリぐらいの液果を葉より下の方に房状につけ、
10月ごろ黒紫色に熟し、表面に紫色を帯びた白い粉がふき、食べられる。
識別点:
ノブドウ、
ヤマブドウ、
エビヅル
ノブドウ :花は散形状につく、葉裏の毛は脈上のみ、実は紫や碧色、食べられない。
ヤマブドウ:花は密につく、葉裏に赤褐色の毛が密生、実は黒紫色に熟し、食べられる。
エビズル :花は密につく、葉裏に毛が密生、実は黒紫色に熟し、食べられる。
(2009/6/9)
実は熟すと薄赤であったものが黒に変わる。
(2011/8/6)
若芽
巻きひげは葉に対生する形で出る。
(2017/5/2)
秋に紅葉する。(2015/10/28)
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