ノブドウ
野葡萄
双子葉、離弁花、
ブドウ科、
ノブドウ属、つる性。
用語説明
花期:夏 7月〜8月
つるはジグザグにわずかに曲がり、葉と対生して巻きひげを出し、
他の植物などにからむ。
葉は互生し、3〜5裂した長さ5〜15センチの円形で、浅い鋸歯があり、
裏は淡緑色で脈腋にまばらに毛がある。
花は葉に対生する集散花序につき、花径は3〜5ミリ、黄緑色で花弁が5つある。
直径3〜5ミリの球形の液果を葉より上の方に散形状につけ、淡緑色、紫色、
碧色などになるが、食用にならない。
葉の切れ込みが深いものはキレハノブドウという。
識別点:
ノブドウ、
ヤマブドウ、
エビヅル
ノブドウ :花は散形状につく、葉裏の毛は脈上のみ、実は紫や碧色、食べられない。
ヤマブドウ:花は密につく、葉裏に赤褐色の毛が密生、実は黒紫色に熟し、食べられる。
エビズル :花は密につく、葉裏に毛が密生、実は黒紫色に熟し、食べられる。
緑色の実が碧色に変化してゆく。(2012/10/8)
葉の裏面が毛で覆われていないことで、エビズルと区別できる。
巻きひげは葉に対生する。(2010/8/7)
集散花序に小さい花がつく。
花は5弁。(2010/9/20)
(2009/8/12)
葉は互生し、集散花序が葉に対生する。
茎や葉柄に毛がある。葉裏は淡緑色。(2016/7/27)
紅葉。(2014/11/16)
葉の切れ込みが深いキレハノブドウ。(2014/7/17)
キレハノブドウの果実。
(2017/10/12)
キレハノブドウ。
(2016/10/15)
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