シマサルナシ

島猿梨

双子葉、離弁花、 マタタビ科、 マタタビ属、落葉、つる性、木本。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
枝は赤褐色でつる状に長くのびる。
葉は互生し、長さ6〜10センチの楕円形〜卵形で縁がゆるく波打ち、 鋸歯がまばらにあり、やや厚くてかたく、光沢がある。
初夏に葉腋の集散花序に直径1〜1.5センチの白い花を下向きにつける。 花弁と萼片は5個あり、線形の花柱が多数放射状に出る。
果実は長さ3〜4センチの広楕円形の液果で、褐色の斑点があり、 9〜10月に緑褐色に熟し、食べることができる。
(小ぶりのキウイフルーツという感じである。)

識別点: サルナシシマサルナシキウイフルーツ
  サルナシ   :樹皮灰白色で平滑、花数多、葯が黒い、果実は2.5センチ、緑黄色、毛無。
  シマサルナシ :樹皮灰黒色で亀裂、花数多、葯が黄色、果実は3〜4センチ、緑褐色、毛無。
  キウィフルーツ:樹皮灰白色で平滑、花数少、葯が黄色、果実は約8センチ、褐色、毛あり。








幹は灰褐色で、縦にひび割れる。 (2018/5/24)


新枝が勢いよくのびる。 (2018/5/24)


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