トボシガラ
点火茎、唐法師殻
単子葉、
イネ科、
ウシノケグサ属、多年草。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:50〜60センチ
細い根茎が地下をはい、茎が束になって出る。
葉は長さ8〜20センチ、幅2〜3センチでやわらかい。
花序は長さ8〜15センチの円錐状で、
花茎から長い枝が1本ずつまばらに出て、
その先に淡緑色の小穂をまばらにつける。穂先が垂れる。
小穂には3〜5個の小花があり、
外花頴には長さ5〜7ミリの長い芒がある。
名前の由来は、点火茎の意とか、唐帽子の意味、あるいは、
かってあった唐法師という名の米の籾殻からきた名前と、
諸説があって、不明である。
識別点:(
ヒロハウシノケグサ、
オニウシノケグサ、
オオウシノケグサ、
トボシガラ
)
ヒロハウシノケグサ:高さ0.3〜1メートル、葉幅3〜7ミリ、葉耳の縁は無毛、小穂は8〜12ミリ、第1苞穎は2〜3ミリ、芒なし
オニウシノケグサ:高さ0.4〜1.8メートル、葉耳に縁毛、第1苞穎は5〜7ミリ、芒が短い
オオウシノケグサ:高さ30〜90センチ、葉耳は無毛、葉幅3〜4ミリ、小穂は5〜10ミリで芒がある
トボシガラ :高さ30〜60センチ、葉幅2〜3ミリ、穂先が垂れ、花序枝が長く小穂は7〜9ミリでまばらで芒が長い
細長い小穂が長い花序枝の先の方につき、小穂本体と同じぐらいの長さの芒がある。
(2012/5/12)
(2015/5/16)
(2012/5/12)
葯は白い。
(2009/5/19)
花期の若い穂は緑色。
(2017/5/18)
花序枝はあまり開かないで垂れる。
葉は線形で柔らかい。
(2012/5/12)
細い根茎があって束生する。
茎は細い。
(2017/5/18)
果実は熟すと褐色になる。
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