スズメノカタビラ
雀の帷子
単子葉、
イネ科、
イチゴツナギ属(またはナガハグサ属)、1〜2年草。
用語説明
花期:春〜秋 3月〜11月
高さ:10〜30センチ
根元で枝分かれして株立ちする。全体に柔らかい。
葉は長さ4〜10センチの線形で細く、互生し、
半円形で膜質の葉舌がある。
花序は長さ4〜8センチの円錐状で、枝を1〜2本ずつ互生させ、
淡緑色で卵形の小穂を多数つける。
花序の枝は横広がりになり、ざらつかない。
識別点:(
スズメノカタビラ、
イチゴツナギ、
ミゾイチゴツナギ、
オオイチゴツナギ)
スズメノカタビラ:高さ10〜30センチ、花序の枝は横に開きざらつかず、小穂は淡緑色。
イチゴツナギ :高さ50〜70センチ、花茎は直立しとてもざらつき、小穂は淡緑色。
ミゾイチゴツナギ:高さ30〜70センチ、花茎は下垂し、枝は糸状で長く、小穂は緑白色。
オオイチゴツナギ:高さ20〜50センチ、花茎は下垂し、枝は短くてざらつき、小穂は広卵形。
花序枝は横に広がり、小穂は卵形。(2015/4/15)
(2013/1/12)
葯は淡黄色。
(2015/4/15)
花糸の先の葯は、筆記体のx字形になっている。(雌しべは頴の中にあって見えないが羽毛状。)
(2015/4/15)
小穂に芒はない。(2015/4/15)
小穂が赤みを帯びてくると、その中に小さな米粒状で褐色の種子ができてくる。
葉先は細長く尖るのではなく、ボートの舳形となる。(2015/4/15)
踏みつけに耐える。
(2018/3/18)
(2012/4/21)
分けつして株が大きくなる。
(2009/3/25)
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