ミゾイチゴツナギ

溝苺繋

単子葉、 イネ科、 イチゴツナギ属、1〜2年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:30〜70センチ
湿ったところに生える。 茎はまばらに叢生し、全体が柔らかい。
葉は互生し、長さ10〜15センチの線形で、やや光沢があり、 葉鞘はなめらかである。 長さ1〜2ミリの短い葉舌がある。
花序は長さ10〜20センチの円錐状で、先は下垂する。 各節から2本の糸状の枝が出て、その先半分に緑白色の小穂がつく。 芒はない。
花序の枝に上向きのとげがあってざらつき、小穂は長さ3〜5ミリの卵形で、 5〜6個の小花をもつ。

識別点:( スズメノカタビライチゴツナギミゾイチゴツナギオオイチゴツナギ
 スズメノカタビラ:高さ10〜30センチ、花序の枝は横に開きざらつかず、小穂は淡緑色。
 イチゴツナギ  :高さ50〜70センチ、花茎は直立しとてもざらつき、小穂は淡緑色。
 ミゾイチゴツナギ:高さ30〜70センチ、花茎は下垂し、枝は糸状で長く、小穂は緑白色。
 オオイチゴツナギ:高さ20〜50センチ、花茎は下垂し、枝は短くてざらつき、小穂は広卵形。



細長い花序枝が2本ずつ間隔をあけて出る。


(2022/5/8)


(2015/5/6)


小穂は卵形で緑白色。(2017/4/28)


芒はない。


小穂には小花が2〜6個ある。(2017/4/28)


(2017/4/28)




葉は細長い線形で、先は次第に細くなってとがる。 (2017/4/28)


短い葉舌がある。(2017/4/28)


(2017/4/28)


小穂は熟すと護頴をつけたまま脱落することが多い。 (2013/5/12)


根元から多数の細い茎が放射状に出て斜上する。 (2012/5/16)


葉は柔らかくて互生する。 (2015/5/6)


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