クサスゲ
草菅
単子葉、
カヤツリグサ科、
スゲ属、常緑、多年草。
用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:15〜30センチ
短い匐枝(ふくし)があり、湿地に群生し、全体が柔らかい。
茎は細く、3稜がある。
葉は細い線形で互生し、茎より長い。
葉鞘は淡褐色で細く裂けている。
茎の上部に小穂が数個出る。
白緑色の頂小穂は雄性で長さ5〜10ミリの棒状であり、
緑色の側小穂は雌性で長さ5〜10ミリあり、1つは雄小穂に接するが、
他の側小穂は少し離れてつき、苞が付随している。
果胞は長卵形で中部に横くぼみがあり、上部はくちばし状にとがって
外側に反り返る。
識別点:
アオスゲ、
クサスゲ、
シバスゲ
アオスゲ:葉は茎より短い、雄性の頂小穂は淡緑色で0.4〜2センチ、果胞に軟毛。
クサスゲ:葉は茎より長い、雄性の頂小穂は淡緑色で0.5〜1センチ、果胞は無毛。
シバスゲ:葉は茎より短い、雄性の頂小穂は淡黄褐色で1〜1.5センチ、果胞に軟毛。
もっと特徴のはっきりわかる写真にとりかえ。(2015/4/26)
小穂は短い。
(2015/4/26)
(2015/4/26)
もっと鮮明な写真に取り替え。(2015/4/15)
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