ハルウコン
春鬱金
単子葉、
ショウガ科、
ウコン属、夏緑、多年草。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:約1メートル
別名:キョウオウ
根茎は直径5〜7センチの卵球形に肥大し、輪状の節があり、
分枝し、ひげ根が出る。
偽茎は太くて短い。
葉は先のとがった楕円形で、柄が長く、中肋が太く、
側脈が隆起し、密に互生する。
高さは1メートル以上となり、
ウコン(秋ウコン)
よりも大きくなる。
葉裏に細毛が密生して白緑色となる。
晩春に葉の間から花穂を出し、多数の苞葉が何段にも重なり合って出る。
花のように見える上部の苞葉は淡紅色であり、長期間色づいている。
本当の花は苞葉の間から出る黄色い唇形のような花であり、
下から上へと咲く。
根茎は鮮やかな黄色で辛みと苦みがある。
日本では結実しない。
熱帯アジア原産。
識別点:
ウコン(秋ウコン)、
ハルウコン、
ガジュツ
秋ウコン:花期は盛夏〜初秋、苞葉は白〜淡緑、根茎断面は黄橙、辛み(苦みわずか)、葉裏淡緑色。
春ウコン:花期は晩春、苞葉は淡紅色、根茎断面は淡黄、辛みと苦み、葉裏白緑色。
ガジュツ:花期は晩春、苞葉は赤紫、根茎断面は淡青紫〜淡青緑、辛みと苦み、葉裏淡緑色。
(2018/9/22)
苞葉は淡紅色。
(2018/9/22)
葉裏には細毛があって白緑色。
(2018/9/22)
1メートル以上に大きくなる。
(2018/9/22)
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