トウジュロ
唐棕櫚
単子葉、
ヤシ科、
シュロ属、常緑、小高木。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:4メートル
幹は分枝しないで直立し、古い葉鞘の褐色の繊維に包まれている。
葉は幹の頂部分に螺旋状につき、直径50〜80センチの円形で、
掌状に深く切れ込む。
葉先は折れて垂れ下がりはしない。
葉柄は長さ1メートルぐらいあって、断面が3角形で縁に固い突起が並ぶ。
雌雄異株で、初夏に頂上近くの葉の基部から肉質の円錐花序を出し、
黄白色の小さな花を多数つける。
果実は直径1センチぐらいの偏球形の液果で、熟すと青黒くなる。
識別点:
シュロ、
トウジュロ、
チャボトウジュロ
シュロ :高さ5〜10メートル、葉の先が折れて垂れ下がる。
トウジュロ:高さ4メートル、葉の先が折れ曲がらない。
チャボトウジュロ:高さ4メートル、葉の裂片の先がさらに2裂する。
葉先は垂れ下がらない。
花は肉質。
葉は枯れても落ちない。
(2018/2/10)
幹は葉鞘の繊維に包まれる。
(2009/3/29)
葉鞘をはがれた幹。
液果ができる。
(2018/5/24)
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