ゼラニウム
双子葉、離弁花、
フウロソウ科、
ペラルゴニウム属、常緑(非耐寒性)、多肉質、
多年草(1年草、低木となるものもある)。
用語説明
花期:春〜秋 4月〜11月
高さ:20〜70センチ
別名:テンジクアオイ(天竺葵)
茎は多肉質で太く、直立し、乾燥に強い。耐寒性はあまりなく、
過湿にも弱い。
葉は円心形で多数の小さい切れ込みがあり、
馬蹄形で褐色の斑紋があるもの(ホルトルム系)や、
緑色のもの(ペラルゴニウム系)などがある。
対生または螺旋状につく。
葉腋からのびた花茎に、散形状に
赤、淡紅色、白など、様々な色の5弁花が咲く。
一重咲きのほかに八重咲きもあり、多数の品種がある。
果実は刮ハで、花後に角が高く伸びだし、
その先に長い綿毛が出てきて、
細長い紡錘形の種子を風で飛ばす
(コウノトリ(ギリシャ語でペラルゴス)のくちばしに似ているとされる)。
南アフリカのいくつかの野生種から交配によって作り出された。
識別点:
ゼラニウム、
ペラルゴニウム
ゼラニウム :葉は丸くて縁の切れ込み小、花期4〜11月、花は中、八重咲きあり。
ペラルゴニウム:葉は掌状に中裂し縁の切れ込み大、花期4〜7月、花は大、八重咲きなし。
葉は切れ込みのある円心形で、馬蹄形の斑紋がある。
(2016/10/8)
茎は多肉質で太い。(2016/10/20)
葉の切れ込みが大きい品種。(2015/5/6)
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