ヤブタバコ
藪煙草
双子葉、合弁花、
キク科、
ヤブタバコ属 花は筒状花のみ、1〜2年草。
用語説明
花期:秋 9月〜10月
高さ:0.5〜1メートル。
太い茎を直立させたあと、上部から細長い枝を放射状に出す。
根生葉と下部の葉は長さ25〜30センチの広楕円形〜長楕円形で、
花期には枯れる。上部の葉は互生し、長楕円形で小さい。
葉は薄くて葉脈が明瞭であり、両面に短毛があり、
裏面に腺点がある。
茎の上部から放射状に出た枝の葉腋に、
黄色い頭花を1つずつ下向きにつける。
頭花は直径約1センチの釣鐘状で、ほとんど柄がない。
そう果は円柱形で臭気があり、粘液で動物などにくっつく。
識別点:
ヤブタバコ、
コヤブタバコ、
ガンクビソウ
ヤブタバコ :上部の葉腋ごとに鐘形で黄色い頭花をつけ、花柄がほとんどない。
コヤブタバコ:枝先に広鐘形で緑白色の頭花をつけ、その基部に線状被針形の苞葉が多数つく。
ガンクビソウ:互生する枝の先に鐘形で黄色い頭花をつけ、花柄がある。
(2018/9/28)
花は茎の上部から放射状に出る枝の葉腋につく。
頭花は黄色で柄がほとんどなく、総苞は基部のふくらんだ鐘形である。
熟すと頭花の口が少し広がる。
葉腋ごとに頭花が下向きにつく。
上部の葉は長楕円形で、互生する。
葉裏は短毛があって白緑色。
(2018/9/28)
根生葉と下部の葉は広楕円形〜長楕円形で、薄くて短毛がある。
枯れた果実は淡褐色。
(2017/11/9)
茎先の枝は(3方向に)放射状にのび、その下の枝は互生状にのびる。
(2017/11/9)
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