コヤブタバコ
小藪煙草
双子葉、合弁花、
キク科、
ヤブタバコ属 花は筒状花のみ、1〜2年草。
用語説明
花期：秋 9月〜10月
高さ：0.5〜1メートル。
太い茎から細い枝が互生状に横に長くのびてゆき、下部に白い軟毛が密生する。
葉は互生し、下部の葉は長さ25〜30センチのさじ状長楕円形で、
やわらかく、ふぞろいな鋸歯があり、両面に軟毛が生える。
上部の葉はそれより小さくなる。
枝先に広鐘形で筒状花のみからなる緑白色の頭花を1つ下向きにつける。
花径は約1センチで、花柄は短くてほとんど見えない。
頭花の基部には長い苞葉が放射状に多数つく。
円柱形のそう果が実る。
識別点：
ヤブタバコ、
コヤブタバコ、
ガンクビソウ
ヤブタバコ ：上部の葉腋ごとに鐘形で黄色い頭花をつけ、花柄がほとんどない。
コヤブタバコ：枝先に広鐘形で緑白色の頭花をつけ、その基部に線状被針形の苞葉が多数つく。
ガンクビソウ：互生する枝の先に鐘形で黄色い頭花をつけ、花柄がある。
枝先や茎先に頭花をつける。
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