ヤブジラミ

藪虱

双子葉、離弁花、 セリ科、 ヤブジラミ属、2年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜7月
高さ:30〜70センチ
オヤブジラミ とよく似ているが、果実が紫色をおびない点や、花の密度が高い点などが異なる。
茎は細くて直立し、よく分枝する。
葉は長さ5〜10センチの2〜3回羽状複葉で互生し、小葉は卵状被針形で、 さらに細かく切れ込む。両面に粗い毛がある。
枝先の複散形花序に、花序枝が何本か出て、 その枝先に小花の柄が4〜10本出る。 そして、さらにその柄の先に小さくて白い5弁花が数個咲く。
果実は長さ2.5〜3.5ミリの卵状長楕円形で、 刺毛が密生して、動物や衣類にくっつく。 果実は縦に裂けて2分果に分かれる。 果実は緑色のものとして見かけることが多いが、 熟すと淡褐色になり、褐色で楕円形の種子を含む。

識別点: ヤブジラミオヤブジラミ
 ヤブジラミ :初夏に咲く、小花柄4〜10個、果実2.5〜2.5ミリで緑〜褐色。
 オヤブジラミ:春に咲く、小花柄2〜4個、果実5〜6ミリで帯紫色。

果実は緑色。


刺毛が密生して、動物や衣類にくっつく。


(2016/7/13)


複散形花序に小さくて白い花をつける。花弁は5枚あり、先が2つに割れる。 (2015/6/9)


小花の数が多い。(2014/6/21)


(2012/6/23)


葉は2〜3回羽状複葉で、小葉は細かく裂ける。(2016/5/7)




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