オヤブジラミ

雄藪虱

双子葉、離弁花、 セリ科、 ヤブジラミ属、2年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜7月
高さ:30〜70センチ
ヤブジラミ とよく似ているが、茎や葉、果実が紫色をおびる点が異なる。
葉は3回羽状複葉で互生し、小葉はさらに細かく切れ込む。
枝先に複散形花序を出して、 2〜4本の小花柄に縁が紫色の白くて小さい5弁花をつける。
果実は長さ5〜6ミリの卵状長楕円形で、紫色の刺毛が密生して、 動物や衣類にくっつく。 2分果に分かれる。

識別点: ヤブジラミオヤブジラミ
 ヤブジラミ :初夏に咲く、小花柄4〜10個、果実2.5〜2.5ミリで緑〜褐色。
 オヤブジラミ:春に咲く、小花柄2〜4個、果実5〜6ミリで帯紫色。

果実は紫色を帯びる。


果実に刺し毛が密生する。(2015/5/16)


刺し毛の先が鉤状に曲がっている。(2015/5/16)


小花の数が4個ぐらいと少ない。


花は5弁。(2015/5/16)


花弁の先が少し紫色を帯びる。


枝が紫色を帯びることがある。 (2017/5/9)


(2015/4/30)


花弁の先が浅く2裂する。(2017/5/9)


茎や葉に短毛がある。(2012/5/13)


葉は3回羽状複葉で、小葉はさらに細かく切れ込む。(2016/5/7)


(2013/5/11)


茎は細くて、よく枝分かれする。 (2012/5/13)


茎が絡み合って藪をつくる。 (2012/5/12)


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