ヤブヘビイチゴ

藪蛇苺

双子葉、離弁花、 バラ科、 ヘビイチゴ属、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 4月〜6月
茎は地を這う。
全体にヘビイチゴより大きく、 3出複葉の小葉は、長さ3〜6センチの濃緑色の卵形で、鋸歯があり、 先が少しとがる。 根生葉のほかに、茎に互生する茎葉がある。
葉腋から葉に対生して出る花柄に、 直径約2センチで黄色い5弁花が1個つく。
果実は直径2〜2.5センチの楕円形の偽果(イチゴ果)であり、 濃紅色で光沢のある 果床の上に突起物状のそう果が多数ある。

識別点: ヘビイチゴヤブヘビイチゴ
 ヘビイチゴ  :葉は3.5センチ、花は1.2〜1.5センチ、果床は淡紅色でしわあり(つやなし)、そう果もしわあり。
 ヤブヘビイチゴ:葉は3〜4センチ、花は2センチ、果床は濃紅色でしわなし(つやあり)、そう果もしわなし。

(2009/7/11)


果実につやがある。 (2020/6/11)


葉は尖り気味の卵形で鋸歯がある(ヘビイチゴの葉先は丸い)。 (2020/6/11)


花弁が少し細長い(ヘビイチゴの花弁は丸い)。(2014/5/10)


(2009/7/11)


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