ワダン
双子葉、合弁花、
キク科、
アゼトウナ属、舌状花のみ。多年草。
用語説明
花期:秋 9月〜11月
高さ:30〜60センチ
伊豆諸島や南関東の太平洋側の海岸や砂礫地などに生える。
根生葉は長さ8〜18センチの楕円状で、全縁の鈍頭である。
根生葉の葉腋から茎を放射状に出して斜上させる。
茎は太くてゴツゴツした感じとなり、
茎葉は長さ5〜9センチの楕円状で、全縁、鈍頭である。
茎や葉をちぎると白い乳液が出る。
枝先に、直径1〜1.5センチの黄色い頭花を多数つける。
花は舌状花のみからなり、その先は浅く5裂する。
果実はそう果である。
ワタツミ(海)と菜が合わさった「ワタナ」が「ワダン」となったという説がある。
日本固有種。
識別点:
ユズリハワダン、
ワダン
ユズリハワダン:木本で幹が高く直立し、花が白い。
ワダン :草本で茎が短く、花が黄色い。
葉は楕円状で、全縁、鈍頭。
(2019/11/29)
舌状花のみからなる黄色い頭花が散房状に多数咲く。
(2019/11/29)
舌状花の先は浅く5裂する。
(2019/11/29)
茎は太くてゴツゴツしている。
(2019/11/29)
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