ユズリハワダン

譲葉海菜
双子葉、合弁花、 キク科、 アゼトウナ属、舌状花のみ。常緑、低木。 用語説明
花期:秋 9月〜11月
高さ:約1メートル
キク科の低木で、小笠原諸島にわずかに生育する。 もともとは草本であったが、温暖な離島のため、 木本に進化したと見られている。
幹は直立し、 樹皮は灰褐色〜褐色であり、葉痕がある。
葉は少し尖った狭楕円形であり、全縁で、葉柄がやや長く、 互生する。
枝先の複散房花序に、白い5弁花が多数咲く。 花弁の先は浅く5裂する。
果実はそう果である。
日本固有で、絶滅危惧種。

識別点: ユズリハワダンワダン
  ユズリハワダン:木本で幹が高く直立し、花が白い。
  ワダン    :草本で茎が短く、花が黄色い。

(2019/11/29)


舌状花のみからなる白い頭花が多数咲く。 (2019/11/29)


舌状花は5枚あり、その先は浅く5裂する。 果実はそう果で、白い冠毛が長い。 (2019/11/29)


萼はUカップ状で、5深裂する。 (2019/11/29)


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