ツルニンジン
蔓人参
双子葉、合弁花、
キキョウ科
、ツルニンジン属、つる性、多年草。
用語説明
花期：夏〜秋 8月〜10月
高さ：
別名：ジイソブ
つる性で、他のものに巻き付く。
根茎が朝鮮人参に似て節くれだつ。
葉は長さ3〜10センチの長卵形で、裏面は粉白色を帯び、
互生するが側枝の先では3〜4個集まってつく。
花は長さ2.5〜3.5センチの広鐘形で、先端が細くなり、
側枝の先に数個下向きにつく。
花冠は5裂し、白緑色で内側に紫褐色の斑点がある。
直径2〜2.5センチの朔果をつけ、基部に萼片が残っている。
種子には翼がある。
茎や根を切ると乳液が出る。
識別点：
ツルニンジン（ジイソブ）、
バアソブ
ジイソブ：花は2.5〜3.5センチ、根茎は紡錘形、花筒外側白、種子に翼あり。
バアソブ：花は2〜2.5センチ、葉の裏や縁に白毛、根茎は球形、花筒外側紫、種子に翼なし。
広鐘形の花が咲く。photo by H. O. (2001/9/28)
photo by H. O. (1997/9/10)
葉は先のとがった長卵形。(2009/4/23)
茎はつる状にのびる。
(2010/4/29)
側枝の先では3〜4枚の葉が輪生状につく。(2015/5/6)
木などにからむ。
(2015/6/1)
茎から側枝が出て、その先に葉が輪生状につく。
(2015/6/1)
果実は5角形で、5枚の萼片は長3角形。
(2017/10/3)
果実は中央部が三角錐状にとがる。中に片翼のある種子がある。
(2017/10/3)
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