バアソブ
婆ソブ
双子葉、合弁花、
キキョウ科
、ツルニンジン属、つる性、多年草。
用語説明
花期:夏 7月〜8月
高さ:
ツルニンジン(ジイソブ)
と似ているが、それより花が小さく、花冠内側に斑点、白毛が散生する点などが異なる。
つる性で、他のものに巻き付く。
根茎は球形で臭気がある。
つるを切ると白い乳液が出る。
葉は長さ2.5〜5センチの卵形で、裏面と縁に白毛がある。
(偽輪生との記述もあるが、小葉を3〜5枚持つ複葉で、葉柄が長い形態のものもあるようである。)
花は2〜2.5センチの広鐘形で赤紫色であり、先が5浅裂し、下向きに咲く。
花冠の内側は、上部は濃紫色で、下部は濃紫色の斑点のある淡黄色である。
5枚の萼片は、反り返り気味に平開する。
花柱の先は小さなキノコのように膨らむ。
鈍い稜のある朔果をつけ、基部に萼片が残っている。
種子は黒褐色で光沢がある。
識別点:
ツルニンジン(ジイソブ)、
バアソブ
ジイソブ:花は2.5〜3.5センチ、根茎は紡錘形、花筒外側白、種子に翼あり。
バアソブ:花は2〜2.5センチ、葉の裏や縁に白毛、根茎は球形、花筒外側紫、種子に翼なし。
(2017/6/6)
この個体では、小葉が3〜5枚ある複葉で、葉柄が長い。
(2018/6/19)
つるで絡みつく。
(2018/6/19)
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