ツルニガクサ

蔓苦草

双子葉、合弁花、 シソ科、 ニガクサ属、半つる性、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 7月〜9月
高さ:20〜40センチ
地中に走出枝を出し、茎を次々と立ち上げて、広がる。
葉は長さ4〜10センチの長楕円形で、鋸歯があり、 長さ1〜2センチの葉柄があって対生する。 葉脈がへこみ、裏面に隆起する。
茎先や葉腋から長さ3〜5センチの花穂を出し、 淡紅色の唇形花を密につける。 花冠は直径8〜10ミリあり、下唇が長く突き出る。 萼は5裂する。萼や花軸、花柄に腺毛がある。
花後に丸く膨らんだ萼の中に4分果ができる。
葉や茎に苦みはない。

識別点: ニガクサツルニガクサ
 ニガクサ  :花冠10〜15ミリ、萼などに腺毛なし。
 ツルニガクサ:花冠8〜10ミリ、萼などに腺毛あり。

(2016/10/6)


葉は尖った長楕円形で葉脈がへこみ、鋸歯があって対生する。(2016/10/5)


膨らんだ萼の中に4分果ができる。(2016/10/5)


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