ニガクサ
苦草
双子葉、合弁花、
シソ科、
ニガクサ属、多年草。
用語説明
花期:夏〜秋 7月〜9月
高さ:30〜70センチ
やや湿った所を好み、半日陰でも育つ。
地中に匐枝を出して群生し、茎は四角柱で直立する。
葉は長さ5〜10センチの先のとがった卵状長楕円形で対生し、
葉脈がへこみ、不揃いな鋸歯がある。
茎や葉は苦くない。
枝先の花穂に長さ1〜1.2センチの淡紅色の唇形花をつける。
上唇は小さくて2深裂し、その間から雄しべと雌しべが突き出し、
下唇は3裂して中央裂片が垂れ下がる。
花後の萼の中に4分果ができる。
識別点:
ニガクサ、
ツルニガクサ
ニガクサ :花冠10〜15ミリ、萼などに腺毛なし。
ツルニガクサ:花冠8〜10ミリ、萼などに腺毛あり。
葉は先のとがった卵状長楕円形で葉脈がへこみ、不揃いな鋸歯がある。(2015/5/1)
匐枝で群生し、葉は対生する。(2015/5/1)
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