タカトウダイ
高燈台
双子葉、離弁花、
トウダイグサ科、
トウダイグサ属、多年草。
用語説明
花期:夏 6月〜7月
高さ:30〜80センチ
茎は細くて直立し、途中ではあまり分枝しない。
茎葉は長さ3〜8センチの長楕円状被針形で微毛があり、互生する。
秋に葉も茎も紅色になる。
茎先に披針形の葉が5輪生し、
傘を逆さにしたように5本の枝を斜上させ、
その先に黄緑色の杯状花序を(数段にわたって)いくつもつける。
(茎先に6〜7個の葉が輪生して6〜7個の枝が斜上することもある。)
花序には4つの雄花があり、その中央部から1つの雌花が出る。
雄花には雄しべの他に黄色い花弁のように見える広楕円形の腺体がある。
雌花では丸い子房から雌しべが突き出し、
子房の表面はいぼ状の突起で覆われる。
(トウダイグサ科の花序は複雑で、説明には何行にもわたる文が必要になる。)
直径約2.5ミリの球形の朔果をつける。
秋に紅葉する。
有毒植物。
識別点:
タカトウダイ、
ナツトウダイ
タカトウダイ:杯状花序の腺体は広楕円形。
ナツトウダイ:杯状花序の腺体はカニの鋏のように両端が尖る。
黄色い花弁状のは4つの雄花の線体で、その間から出る団子状のが雌花である。(2008/10/28)
茎先に傘を逆さにしたように数本の枝を斜上させ、
その先に杯状花序を何個かつける
茎先に5枚の葉が輪生して、5本の枝が斜上している。
その先に3枚〜4枚の葉が輪生して、3本〜4本の枝が斜上している。
さらにその先に2枚の苞葉が対生して、2個〜1個の杯状花序が付いている。
(2016/7/27)
この例でも、茎先に5輪生する葉の上に、数段にわたって花序が展開している。
(2012/9/16)
この例では、茎先から斜上する5本の枝の先に、2〜3枚の苞葉が輪生して、直ちに杯状花序をのせている。
(2018/6/24)
腺体から蜜が出ている。(2016/8/6)
中央の花の周りに次の蕾がふくらみ始めている。(2016/10/4)
果実できはじめ。柱頭は先が2裂する。(2016/10/5)
丸い刮ハができる。
(2016/10/4)
刮ハにはイボ状突起がある。
(2016/10/5)
中央の花が結実すると脇の蕾の柄がのびて開花する?。(2016/10/4)
茎は基部で分かれて高く直立する。茎葉は楕円状披針形で、互生する。
(2018/6/24)
(2015/10/8)
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