センノウ

仙翁

双子葉、離弁花、 ナデシコ科、 センノウ属、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:40〜100センチ
耐寒性宿根草で、 茎は株立ちになって直立し、細毛がある。
葉は広披針形で対生し、葉柄はなく、細毛が密生する。 葉の縁や基部がやや紫色をおびるものがある。
初夏に茎先に集散花序をたて、 直径4センチぐらいの深紅色の5弁花を咲かせる。 白、橙、桃色などの花もある。 花弁の先が不規則に切れ込む。
果実は刮ハで、腎形の種子をもつが、日本にあるのは3倍体で、 種で増やすことはできない。
中国原産で、鎌倉時代末頃渡来した。

識別点: センノウマツモトセンノウ
 センノウ    :高さ40〜100センチ、日本では不稔。
 マツモトセンノウ:高さ30〜80センチ、刮ハのつくことがある。

葉は広披針形で対生し、細毛が密生する。


茎は株立ちして直立する。 (2018/5/24)


茎先に、紅色の5弁で高坏形の花が咲く。 (2018/6/29)


花弁の先が不規則に切れ込む。 (2017/10/26)


刮ハのようなものができるが、不稔である。 (2018/6/29)


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