マツモトセンノウ

松本仙翁

双子葉、離弁花、 ナデシコ科、 マンテマ属(以前はセンノウ属)、多年草。 用語説明
花期:夏 6月〜7月
高さ:30〜80センチ
茎は株立ちになって直立し、ほとんど分枝せず、細毛がある。 茎の地中部分には、翌春のための芽が用意されている。
葉は広披針形で対生し、葉柄はなく、細毛が散生する。 花色の濃い株の茎葉には暗赤紫色を帯びるものもある。 (花色の白い株では、緑色のことが多い。)
茎先や葉腋に直径約4センチの花が数個つく。 紅色や白などの花被片は倒心形で、 5弁であるが、先が浅裂しているので10弁のように見える。 また、花被片には不規則な歯牙がある。 萼筒は細長くて、軟毛がある。
壺形の刮ハができる。

識別点: センノウマツモトセンノウ
 センノウ    :高さ40〜100センチ、日本では不稔。
 マツモトセンノウ:高さ30〜80センチ、刮ハのつくことがある。

(2016/7/27)


花は5弁であるが、花弁の先が割れているので、10弁のように見える。 (2018/6/19)


茎は株立ちして直立する。 (2018/5/24)


(2016/7/27)


ほとんど分枝しない。(2017/6/6)


葉は広披針形で対生する。(2016/7/27)


茎にも葉にも細毛がある。(2017/5/19)


花の赤い株では葉が赤みを帯びることがある。(2017/6/6)


壺形の刮ハができる。 (2018/6/19)


双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る