セキヤノアキチョウジ
関屋の秋丁字
双子葉、合弁花、
シソ科、
ヤマハッカ属、多年草。
用語説明
花期:秋 9月〜10月
高さ:30〜90センチ
山地の木陰に生える。
茎は四角で直立〜斜上し、あまり分枝しない。
葉は長さ5〜15センチの長楕円形で、先が長くとがり、
低い鋸歯があって、対生する。葉柄は短く、脈は少しへこみ、
裏面には細毛がある。
枝先や葉腋から出る総状花序に、
青紫色で細長くて先が丁字形になった唇形花を、
向きをそろえてややまばらにつけ、花柄が長い。
花冠は長さは約20ミリ、幅は約5ミリで、細毛があり、上唇がまくれて4裂する。
萼は先が5裂してとがる。
果実は4分果。
名前は箱根の関所近くによく見られたことによる。
よく似たアキチョウジは花柄が短い。
識別点:
アキチョウジ、
セキヤノアキチョウジ
アキチョウジ :混み合って咲く、花柄が短くて毛あり、萼の裂片があまりとがらない。
セキヤノアキチョウジ:まばらに咲く、花柄が長い、萼の裂片がとがる。
青紫色で細長い唇形花が総状に咲く。(2015/10/8)
細い花序枝が八の字形に開く。
(2018/6/24)
蕾は小さなマッチ棒状に細長い。
(2018/6/24)
葉は先が細長くとがった楕円形で、対生する。(2015/10/8)
(2016/4/15)
Photo by H. O. 花は花柄が長く、ほぼ向きをそろえて咲く。(2008/10/10)
宿存萼の中に偏球形の4分果ができる。(2015/10/8)
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