セイヨウムラサキ

西洋紫

双子葉、合弁花、 ムラサキ科、 ムラサキ属、多年草。 用語説明
花期:夏 6月〜8月
高さ:30〜60センチ
根は肥大するが白い。
茎は細くて、上部で互生状によく分枝する。
葉は全縁の狭楕円形で、葉柄がなく互生する。
茎の上部の葉腋に、黄白色で花冠の5裂した花を1個ずつつける。
果実は丸い4分果で、黄白色である。
セイヨウムラサキがムラサキとして売られていることが多い。 両者が交雑していることもある。

識別点: ムラサキセイヨウムラサキ
 ムラサキ    :根は肥大し赤紫、高さ30〜60センチ、花純白、葉に毛があって厚い、分枝少なく直立、果実白色で1センチ
 セイヨウムラサキ:根は肥大し白色、高さ30センチ、花クリーム色、葉に毛が少なく薄い、よく分枝、果実黄白色で5〜7ミリ。
 イヌムラサキ  :根は肥大せず、高さ30センチ、よく分枝、果実白色で4〜5ミリ。

花冠が5裂する白い花が咲く。茎は分枝する。(2016/5/5)


裂片のくびれ部分にくぼみがある。(2016/5/5)


葉腋から分枝する。(2016/5/5)


葉はとがった狭楕円形。(2016/7/28)


黄白色の丸い4分果ができる。茎は倒れ気味。(2016/7/28)


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