オオニシキソウ
大錦草
双子葉、離弁花、
トウダイグサ科、
トウダイグサ属、1年草。
用語説明
花期:夏〜秋 6月〜10月
高さ:20〜40センチ
茎は直立または斜上してまばらに分枝し、紅色を帯びる。
茎を切ると白い乳液が出る。
葉は対生し、長さ1.5〜3.5センチの長楕円形で、浅い鋸歯がある。
葉表は有毛で、葉裏は粉白色をおびる。
枝先に杯状花序をつけ、腺体は円形で、
その付属体が白い花びらのように見える。子房は無毛。
花弁は見えない。
直径約1.7ミリの卵球形の朔果をつける。
北米原産。
識別点:(
ニシキソウ、
コニシキソウ、
オオニシキソウ
)
ニシキソウ :茎が地を這う。子房に赤い付属体がつく。
コニシキソウ :茎が地を這う。子房に白毛が密生。
オオニシキソウ:茎が斜上する。子房の付属体が花びらのように白い。
杯状花序。丸く膨らんでいるのは雌花の子房で、雌しべが突き出ている。
白い花びら状のは腺体の付属体。(2015/9/19)
腺体は飴色の小さな卵形で、濡れたような感じである。
(2022/9/10)
コニシキソウ
と違って、葉に斑紋がない(ことが多い)。(2013/9/15)
葉の基部では左右の大きさが違う。縁には浅鋸歯がある。 (2009/8/12)
茎は直立するか斜上する。
直立しようとする個体。茎は赤い。
(2008/10/26)
刮ハは卵形で、3本の縦筋(へこみ)がある。 (2010/9/20)
(2009/9/16)
花柱が3本あり、各々が2裂する。
(2008/11/7)
果実は秋に赤みを帯びる。
中には稜があって表面に凹凸のある黒褐色の種子が3個入っている。
(2015/10/27)
群落。(2010/9/20)
葉に斑紋のあるものも稀にある。
(2010/8/8)
双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る