オオカモメヅル

大鴎蔓

双子葉、合弁花、 キョウチクトウ科 (以前はガガイモ科)、 オオカモメヅル属、つる性、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 7月〜9月
山の林などに生える。
細く長くのびるつるでからむ。
葉は長さ7〜12センチの三角状広披針形で、先が長くとがり、 基部はU字形となる心形で、長さ1〜3センチの葉柄があって、 対生する。
葉腋から出る花柄の先が数個に枝分かれし、 その先に直径4〜6ミリで花冠の5深裂する花をつけ、 その裂片には白毛がある。 花冠の内側に暗紫色の5つの玉を持つ副花冠があり、 中心部には、 雄しべが雌しべと合着して5角形となった淡黄色のずい柱ができる。
果実は長さ4〜6センチの袋果が2つ対となったもので、 各袋果は細長くて先が鋭く尖る。 袋果が秋に割れると白くて長い毛(種髪)をつけた種子が現れる。 (近縁の コバノカモメヅル では、袋果は対とはならず、単独でつく。)

(2017/6/6)


葉腋に小さな花が数個ずつ咲く。 (2017/6/6)


花柄が幾つかに枝分かれして、その先に小さな花が咲く。 (2017/6/6)


花冠は5裂し、内側に暗紫色の副花冠があり、中央部に雌しべと雄しべが合着したずい柱がある。 (2017/6/6)


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