オオジシバリ

大地縛り

双子葉、合弁花、 キク科、 ニガナ属、舌状花のみ。多年草。 用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:約20センチ
匍匐茎が地中を浅く這って広がる。
葉は根生し、長さ6〜20センチの倒披針形〜へら状楕円形で薄く、 下部が羽状に切れ込むことがある。
花茎は長さ20センチぐらいで細く、 春に舌状花だけの直径2.5〜3センチの黄色い頭花を数個つける。 他の花で受粉できないと、花柱が曲がって自家受粉する。
そう果は白い冠毛があって風でとぶ。

識別点: ジシバリオオジシバリ
 ジシバリ  :葉は卵円形で直径1〜3センチと小さい。
 オオジシバリ:葉はへら形で長さ6〜20センチと大きい。

冠毛は白い。


細長い花茎の先に舌状花だけの黄色い頭花を数個つける。


総苞は細長い。(2015/4/15)


雄しべは黒褐色の筒状で、その中から(雌しべの)柱頭が出る。柱頭の先は2裂する。 (2014/4/12)


筒状の雄しべの先から黄色い花粉が出ている。 (2014/4/12)


雄しべと花柱が分かれる前の花? (2016/4/16)


上記の未分離の花の中心部の拡大写真。 (2016/4/16)


果実が裂開して冠毛が開く直前。そう果が並んでいる。(2016/5/7)


葉はへら形で薄い。


茎は上方で少し枝分かれする。総苞は細長い。




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