ジシバリ

地縛り

双子葉、合弁花、 キク科、 ニガナ属、舌状花のみ。多年草。 用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:約20センチ
別名:イワニガナ
茎は地を這って分枝しながらのびる。 岩の上でも少し土があれば生える。
葉は根生し、長さ0.9〜3センチの卵円形で薄く、葉柄が長い。
花茎は細く、長さ8〜15センチぐらい立ち上がって、 舌状花だけの直径2〜2.5センチの黄色い頭花を数個つける。 総苞は円柱形である。
そう果は紡錘形で、先が細長くのびて白い冠毛をつける。

識別点: ジシバリオオジシバリ
 ジシバリ  :葉は卵円形で直径1〜3センチと小さい。
 オオジシバリ:葉はへら形で長さ6〜20センチと大きい。

葉は卵円形。(2017/4/22)


Photo by H. O. (1997/5/30)


卵円形の葉が根生する。(2017/5/6)


根生葉は放射状に広がる。(2016/3/16)


細い茎の先に舌状花だけの頭花をつける。Photo by H. O. (1998/5/5)


茎は土の上ばかりでなく、岩などの上にものびる。(2017/4/22)


卵円形の葉が地を這う茎から出る(立ち上がる茎からは出ない)。(2017/4/22)


舌状花は約20個あり、先に切れ込みがある。花柱は先が2裂する。 (2015/5/6)


(2015/5/6)


(2016/5/5)


総苞は細長い円柱形。 (2017/4/22)


蕾は楕円形で稜がある。(2016/4/15)


冠毛は白い。(2015/5/6)


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