オオアレチノギク
大荒れ地野菊
双子葉、合弁花、
キク科、
ムカシヨモギ属 筒状花と舌状花をもつ。2 年草。
用語説明
花期:夏〜秋 8月〜10月
高さ:1〜2メートル
茎には軟毛が多く、茎と葉は灰色がかった緑色である。
ロゼットで冬越しする。
根生葉は倒被針形である。
茎葉は互生し、狭被針形で、裏面に短毛が密生する。
茎の上部の円錐花序にとっくり形の小さい頭花を多数つける。
頭花は黄色い筒状花と白い舌状花をもつが、
筒状花も舌状花も短くてほとんど見えない。
そう果は長さ約1.5ミリの線形で、
熟すと淡褐色の冠毛をつける。
南米原産。
識別点:(
ヒメムカシヨモギ、
オオアレチノギク、
アレチノギク
)
ヒメムカシヨモギ:舌状花がはっきり見え、頭花はUカップ形、花序は幅広円錐、葉は薄くてざらつく。
オオアレチノギク:舌状花がほとんど見えず、頭花はとっくり形、花序は狭円錐、葉は厚くビロード状。
アレチノギク :舌状花がほとんど見えず、頭花は樽形、枝が茎より高くのびる。
花序は狭円錐形。(2009/8/12)
頭花はとっくり形。
蕾。(2017/8/12)
舌状花はほとんど見えない。
(2015/9/23)
そう果の冠毛は淡褐色。
(2015/9/19)
茎には短毛がある。
(2015/9/23)
(2015/9/19)
葉にも短毛が密生する。
(2008/9/2)
茎や葉は灰緑色。(2009/8/12)
茎葉は狭被針形で互生する。(2010/4/20)
全体は横広がりにならず、細長い。(2015/9/23)
群生することが多い。(2015/9/19)
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