ノコギリソウ
鋸草
双子葉、合弁花、
キク科、
ノコギリソウ属 筒状花と舌状花をもつ。多年草。
用語説明
花期:夏〜秋 7月〜9月
高さ:0.5〜1メートル
地下茎で増えて群生し、茎は直立し、上部で分枝する。
地上部は冬枯れるが、地下茎には耐寒性がある。
葉は長さ約8センチの長楕円形〜披針状線形で互生し、
両歯の櫛のように中〜深裂する。裂片には鋸歯があるものもある。
葉はやや厚く、基部は茎を浅く抱く。
茎先の散房花序に、
両性の筒状花と雌性の舌状花を持つ直径約1センチの白い頭花が咲く。
舌状花は5〜7枚ある。
そう果は細長くて扁平であり、冠毛はない。
寿命は3年ぐらいであるが、挿し木や株分けで更新することができる。
園芸種には紅色や黄色(キバナノコギリソウ)の品種もある。
識別点:
ノコギリソウ、
セイヨウノコギリソウ
ノコギリソウ :葉は羽状に中裂〜深裂し、裂片に鋸歯のあることもある。
セイヨウノコギリソウ:葉は2〜3回羽状に深裂。
筒状花は両性、舌状花は雌性。(2017/6/24)
筒状花の少ない個体。(2016/10/15)
筒状花の各々にも小さくて白い花弁がある。(2017/6/24)
葉は長楕円状で、のこぎりの歯状の切れ込みがある。(2017/5/6)
(2016/10/15)
茎先の散房花序に丸い蕾がつく。(2015/10/15)
葉の切れ込みが細かいのもある。(2012/7/7)
茎は高く直立する。(2017/6/24)
上部で分枝する。葉の基部は茎を浅く抱く。(2017/6/24)
そう果が丸く集まっている。(2015/10/15)
小さくて扁平なそう果には冠毛がない。(2016/10/15)
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