ムラサキツメクサ

紫詰草

双子葉、離弁花、 マメ科、 シャジクソウ属、多年草。 用語説明
花期:春〜秋 5月〜8月
高さ:20〜60センチ
別名:アカツメクサ
茎は直立し、毛がある。 類似した シロツメクサ より大きいが、大きさは個体によってかなり異なる。
葉は3出複葉で長さ1〜4センチの葉柄をもって互生し、小葉は楕円形で、 V字形の白斑をもつことが多い。
茎の上部の葉の上に、 長さ1.3〜1.5センチの紅紫色の蝶形花が球状に集まってつく。
花後に枯れた花の中に、扁平で倒卵形の種子が1つ含まれる。
ヨーロッパ原産。

識別点: シロツメクサムラサキツメクサ
 シロツメクサ  :花が白い、受精した花は垂れ下がる、横に這う、小葉が丸い、花序の柄が長い。
 ムラサキツメクサ:花が紫色、受精しても垂れない、立ち上がる、小葉が楕円形、花序の柄が短い。

紅紫色の小花が球状に集まってつく。


蕾。(2015/6/13)


小花が球状に集まった頭花の下に、1対の3出複葉がある。 (2018/6/13)


花序は茎先に単生する。基部についている模様のある苞のようなのは托葉。


小花の各々は淡紅色の蝶形花である。(2016/8/6)


受精した花はしおれる。 (2016/8/6)


萼は5裂し、裂片の1つは他の2倍ぐらいの長さがある。 (2018/6/13)


花は枯れても上を向いたままである。 (2016/8/6)


枯れた花の中に卵円形の小さな豆ができる。 (2016/8/6)


小葉は楕円形で、V字の紋がある。


花径は上部の葉腋から出る。花径はあまり長くない。 (2016/12/2)


葉柄の基部に膜質で編み目模様があり、先の尖った托葉がある。(2016/12/2)


茎は這わずに斜上する。(2016/5/5)


茎にも花径にも葉の縁にも、細毛がある。(2015/6/13)


群生する。


シロツメクサとムラサキツメクサの草原。


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