ミツバツチグリ

三葉土栗

双子葉、離弁花、 バラ科、 キジムシロ属、多年草。 用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:5〜30センチ
根茎が紡錘形に肥大し、そこから匐枝を出して広がる。
葉は3つの小葉をもつ羽状複葉であり、 キジムシロ 等の5〜9葉をもつものと区別できる。 小葉は卵形で鋸歯がある。 根生葉は大きく、匐枝につく葉は互生し、小さい。
枝先の集散花序に直径1.5〜2センチの黄色い5弁花が咲く。 ヘビイチゴ は花弁の隙間から葉のような副萼片が見えるが、 ミツバツチグリではそのような副萼片は見えない。
そう果は褐色がかった白色で、表面にしわがある。
ツチグリの根茎は焼くとクリのような味がして食べることができるが、 ミツバツチグリの根茎は食べられない。

黄色い5弁花が咲く。(2010/4/25)


細い花径が立上り、数回分岐してその小枝に花が数個つく(集散花序)。 (2012/4/21)


雄しべも雌しべも多数ある。 (2013/4/13)


(2011/4/10)


葉は3出複葉で、小葉は卵形で粗い鋸歯がある。(2013/4/13)


(2015/4/26)


(2016/4/15)


(2015/5/6)


初冬に葉が色づき始める。(2016/19/2)


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