ミミナグサ

耳菜草

双子葉、離弁花、 ナデシコ科、 ミミナグサ属、2年草。 用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:10〜60センチ
茎は2分岐しながら伸び上がり、暗紫色をおびる。 茎や葉に短毛と腺毛が多い。
葉は長さ1〜4センチの卵形〜長楕円形で、対生し、 全縁で両面に毛がある。
花柄はやや長く、白い5弁の花が茎先にまばらに咲く。 萼は暗紫色を帯びる。
円柱形で先が10裂した刮ハができる。
対生する葉がネズミの耳に似ているので耳菜草という説もある。
外来種のオランダミミナグサに圧倒されて、 見かけることが少なくなった。

識別点:( オランダミミナグサミミナグサ
 オランダミミナグサ:花は密集、花柄の長さが萼片と同じか短い。茎は緑色(か淡暗紫色)、萼片は緑色。
 ミミナグサ    :花はまばら、花柄の長さが萼片より長い。茎と萼片が暗紫色を帯びる。

全体に短毛がある。 (2011/4/12)


花柄がやや長い。茎は暗紫色、萼片も暗紫色が多い。 (2011/4/12)


刮ハの先が10裂する。萼片は5個あり、腺毛がある。 (2011/4/12)


葉は卵形で対生する。 (2011/4/16)


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